数年前までは、テレワークという方法はまったく認知されず、認められないケースが多かったです。
しかし、新型コロナウイルスの影響により自宅で仕事をする、つまりテレワークがかなり主流となりました。
自宅で作業するとはいえ、できるだけ快適に仕事を進めたいと思うのではないでしょうか。
そこで今回は、テレワークで役立つおすすめグッズを紹介しますので参考にしてみてください。
テレワークをする際に必要なグッズって何?
テレワークをするうえで、絶対に必要なグッズがあります。
パソコン
どこかの会社に属している場合は、ノートパソコンを貸しだししてくれるのが普通の流れですが、会社に属していないフリーランスの場合は、自分でパソコンを用意しなければなりません。
ブログやWebライターを書くだけであれば高性能なパソコンは必要なく、最初は安さ重視のパソコンで十分です。
デザインや動画編集を行う人はM1チップ、もしくはM2チップを搭載した「MacBook Pro」がオススメです。
私も「MacBook Pro」で動画編集していますが、快適に作業できますよ!
スマートフォンやタブレットで代用する案もありますが、パソコンの方が操作が早く、クライアントと同じ環境で情報を見れるので、長期目線ではパソコンを購入すると良いと思います。
パソコンデスク
パソコンで作業をする場合、専用のデスクがあるとはかどります。
パソコンデスクであれば、ある程度の大きさがあるため、パソコンや照明、メモなど作業に関連するものを置く事ができます。
ロータイプのデスクも販売されていますが、長時間の作業で腰を痛めてしまうので、椅子に座れるデスクがオススメです。
パソコンチェアー
パソコンデスクと一緒にあれば便利なのが、パソコンチェアーです。
とくに、パソコンチェアーはオフィスでよく使われるような簡易的なものや、リラックスできる本格的なものまであります。
長時間イスに座っていると、どうしても肩がこり腰が痛くなるため、それらを考慮したパソコンチェアーを選ぶべきだと言えます。
有名なオフィスチェアとして「アーロンチェア」がありますが、高価なためほぼ同じ機能を持ったエントリーモデル「セイルチェア」を検討してみるのはどうでしょうか。
インターネット環境
あたりまえですが、パソコンがあってもインターネット環境が整っていないと何もできません。
今は、どのご家庭でもインターネット環境は整っていますが、引っ越したばかりで契約していない、そもそもスマートフォンしか見ないので不要、等の理由で未設置の場合があります。
もし、自宅にインターネット環境が整っていない場合は、回線の契約をするか、ポケットWi-Fiのような持ち運びできるものを選びましょう。
「GMOとくとくBB」は、23,000円のキャッシュバックがあり、月々の利用料金も1,474円からととてもお得なセットになっています。
Webカメラとヘッドセット
テレワークでは、社内や社外の人とWebミーティングを行います。
その際に必要なのは、Webカメラとマイク・イヤホンです。
ノートパソコンには、最初からカメラがついている場合がありますが、特に購入して欲しいのは外付けのマイクです。
外付けのマイクを使うと以下のメリットがあります。
外付けマイクのメリット
- 内蔵マイクよりも音質が良くなる。
- 音声にタイピング音が入るのを防げる。
- ノートパソコンを閉じた状態でも使える。
- スピーカーの音によって自分の声が小さくなるのを防げる
特にスピーカーの音によって声が小さくなると、取引先から"元気がない"と思われてしまい、信用を失いかねません。
マイク単体であれば金額も安いですし、テレワーク用としてぜひ購入して欲しいです。
作業効率がアップ!テレワークグッズ
テレワークのグッズはたくさんありますが、そのなかでも作業効率をアップさせるためのグッズが存在しています。
デュアルモニター
パソコンを利用する際は、基本的にディスプレイが1台のはずです。
実は、ディスプレイを2台にすることで、とてつもなく作業効率がアップします。
たとえば、片方の画面でワードやエクセルを使い、もう片方の画面で調べ物ができます。
デュアルディスプレイであれば、いちいち画面を切り替えなくても良いため、本格的にテレワークを導入するのであればディスプレイを2台設置されることをおすすめします。
デスクのスペースがない、もしくはデスクをごちゃごちゃさせたくないという場合は、モバイルモニターがオススメです。
モバイルモニターはケーブル1本で「電源供給」と「映像出力」できる機種があって、机をすっきりできます。
USBハブ
USBハブとは、外付けのUSBの差込口を増やしてくれるグッズのことを指します。
どのパソコンにも、ひとつやふたつほどUSBの差し込み口がついていますが、それだけでは足りない場合があります。
たとえば、USB経由でスマートフォンの充電をしたい、データの転送をしたい、外付けのWebカメラ、プリンタを接続したい、など意外にもUSBを使うケースが多々あります。
その際に、USBハブがあれば、接続先が足りないなんてことがなくなります。
ノイズキャンセリングヘッドホン
テレワークならではの悩みとしては、周りの音が気になることがあります。
家族が立てる音、車のエンジン音、ガス交換や水道メーターのチェック音、賃貸であれば隣人の足音が気になるかもしれません。
ノイズキャンリングヘッドホンを使えば、そういったノイズを消して集中できるようになります。
特にソニーのノイズキャンセリングは強力で、洗濯機を回していても音が聞こえなくなるほど。
緊急時にはヘッドフォンを触るだけで、ノイズキャンセリングを止めることができるのもスマートで格好良いです。
トラックボール
テレワークの長時間作業で肩や手首、腕などに肉体的負担を感じる方や、広い作業スペースを確保できない人にはトラックボールがオススメです。
マウスやトラックパッドを使っていた人でも、1日あればトラックボール操作に慣れると思います。
また、トラックボールならでは操作として、ボールを高速で転がして、カーソルを高速長距離移動させるのが楽しいです。
難点としては、ボールを数週間に1回掃除しないといけないで、ちょっと手間がかかります。
あると便利!快適に過ごせるテレワークグッズ
必須ではありませんが、あると便利なテレワークグッズを紹介します。
空気清浄機・加湿器・除湿器
テレワークに直接関係するわけではありませんが、加湿器や除湿器、空気清浄機などがあればベストです。
梅雨時であればジメジメしますので、除湿で部屋の重たい空気を軽くしてくれますし、真冬の乾燥時には、加湿器で部屋を潤してくれます。
また、部屋の空気が汚いと気分的に落ち込みますので、空気清浄機があれば気持ちも軽くなるでしょう。
今は、空気清浄機と加湿器などが合体して1台で対応しているケースもあるため、予算に合わせて選んでください。
労働安全衛生法に基づく「事業所衛生基準規則」では、従業者が快適に働くことができる湿度は40~70%と定められています。
空気清浄機を購入するのが難しくても、湿度計は用意したいですね!
コーヒーメーカー
毎日の仕事始めには美味しいコーヒーを飲んで、気分を仕事モードに切り替えたいですよね。
ペットボトルやコンビニのコーヒーを購入するのも良いですが、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを両立しつつ、コンビニよりも美味しいコーヒーを飲みたい時は、コーヒーマシンがオススメです。
特にネスプレッソのイニッシアは、1カプセルごとにこだわりの豆が真空パックされていて、ボタン1つカンタンに抽出できるので、いつでも鮮度の高い上質なコーヒーを味わえます。
味も選ぶことができて、毎朝のお仕事スイッチをONにするルーティンに取り入れてはいかがでしょうか。
小型マッサージ機
ずっとイスに座って作業をしていると、肩がこりますし腰も痛くなります。
それは、会社でも経験した人は多いのではないでしょうか。
正直、肩や腰に負担をかけすぎると体によくありません。
でしたら、イスの背もたれに置けるようなものや、足もとに設置する小型マッサージ機の活用がおすすめです。
本格的なマッサージ機は物が大きくて場所を取りますし、高額な場合が多いですが、小型マッサージ機はリーズナブルなものが多いため、手がだしやすいグッズです。
クッション
普段から仕事でデスクワークをしていると、腰に大きな負担をかけてしまい、腰痛につながってしまいます。
そこで腰の負担を和らげるために、クッションを併用されることをおすすめします。
みなさんもご存知の通り、クッションは適度な柔らかさがあるため、腰にあててあげることで負担を軽減します。
卓上にあるとありがたい!テレワークグッズ
テレワークを効率化させるためには、パソコンデスクのスペースも活用するべきです。
ワイヤレス充電器
どんな人でもスマートフォンを持っているはずです。
スマートフォンを充電する際に、ケーブルの抜き差しが面倒と思ったことはありませんか。
そこで大いに役立つのが、ワイヤレス充電器です。
ワイヤレス充電器に対応している機種限定にはなりますが、USB経由でパソコンデスクの上に設置し、スマートフォンをそこで充電すれば、仕事中でもスマートフォンをチェックできます。
しかも、ワイヤレス充電器は従来のケーブルと違って抜き差しもなければ、断線などのトラブルがありません。
iPhoneの場合は「Qi 充電器」に対応していますので、「Qi対応」の充電器を購入しましょう。
電子メモパッド
テレワークやWeb会議で、大切なことがあった場合、メモをとることが多々あります。
しかし、メモが増えれば増えるほど、デスク周りが散らかりますし、どこに何を書いたのかを忘れてしまうものです。
そこで電子メモパッドが活躍します。
電子メモパッドは、タブレット端末のような形で、専用のペンを使うことによりメモができる仕組みになっています。
電子メモパッドひとつあれば、紙のようにあちこちに貼り付けたりしなくていいですし、周りがごちゃごちゃしなくても済みます。
デスクオーガナイザー
デスクオーガナイザーと言うと、何のことだか分からないはずですよね。
パソコンデスクに無造作に筆記用具を置くと、散らかっているように見えてしまいます。
デスクオーガナイザーにより、筆記用具や電子機器などを整理整頓できますし、一目見てどこに何があるのかが分かるため、かなり便利なグッズだと言えます。
テレワークで悩まされる!体調管理グッズ
テレワークになると、どうしても運動不足になりがちです。
当たり前ですが、運動不足になると体力の低下だけではなく健康にも影響を及ぼしてしまいます。
テレワークをするのであれば、セットで体調管理をどうするのかを考えるべきです。
バランスボール
テレワークの運動不足解消にバランスボールがおすすめです。
実は、とある職場ではイスの代わりにバランスボールが活用されているケースがあります。
バランスボールを取り入れることで、腰痛や肩こりの予防に効果があると期待されているため導入されたというわけです。
結果的に何年も腰痛に悩まされていたが、バランスボールの導入により解消された人もいるようです。
トレーニング器具各種
トレーニングジムで本格的に鍛えたい、体力をつけたいとお考えの人は多いはずです。
とくに、テレワーク中心の生活をしていると、余計にそう感じられます。
しかし、ジムの月額費用が負担に感じたり、入会しても行けなかったりすることが多々あります。
その場合は、自宅の一室に、ダンベルなどのトレーニング器具を設置することでいつでも好きなときにトレーニングができます。
しかも、ジムは月額費用がかかりますが、トレーニング器具はいちど買えばそれで終わりです。
タイマーと調光機能付きの照明
テレワークしていると、仕事とプライベートの区切りが曖昧になって、つい長時間の作業をしがちです。
作業しすぎないようにする工夫として、スマートフォンでタイマーを設定するのも良いですが、時間によって色を変えられる照明を購入すると仕事とプライベートのメリハリを出せます。
タイマーで仕事する時間は「白い光」を、プライベート時間では「オレンジの光」を設定することで、強制的に仕事を切り上げることができて、生活にメリハリがでるようになりますよ。
テレワークで一休み!リフレッシュグッズ
長時間パソコンとにらめっこしていると、目も精神的にも疲れてしまうものです。
でしたら、リフレッシュできるグッズで一休みしてはいかがでしょうか。
ホットアイマスク
パソコンのモニターを見続けていると、確実に目が疲れてしまいます。
そんなときには、ホットアイマスクがおすすめです。
ホットアイマスクは、目にあてるとほんのり温かくなり気持ちよさを感じられます。
目元を暖めることにより、筋肉のコリがほぐれるため疲労回復につながります。
ホットアイマスクは使い捨てや、電子レンジで温めるものなど多くの種類があるため、自分に合ったものを選びましょう。
アロマ
部屋の雰囲気を変えるため、気持ちを落ち着かせたいとお考えならアロマがおすすめです。
アロマとひとくちに言ってもたくさんの種類がありますが、どういう目的で使いたいのかによって変わってきます。
例えば、緊張した心をほぐしたい、自律神経を整えたい場合はラベンダー、気分を高揚させたい、幸福感を味わいたいのであればローズなどが該当します。
このように、アロマの種類によって効果が変わるため、自分は何が足りていないのが何を欲しているのかを考えて選びましょう。
デカフェ
テレワーク中は、誰にも気をつかうことがないため、好きなときに好きなだけコーヒーを飲んでしまう場合があります。
しかし、コーヒーを飲みすぎてしまうとカフェイン過多となり、眠れなくなってしまいます。
結果的に、生活リズムが崩れてしまい、昼夜逆転してしまうこともあります。
そこでおすすめなグッズが、デカフェです。
デカフェはカフェイン量がかなり少ないため、カフェインのとりすぎがなくなります。
どうしてもカフェインを摂りたい時は、14時までに飲むようにしましょう。
カフェインの半減期は4〜6時間ほどで、6時間経っても半分のカフェインが残っていることになります。
テレワークで集中できるグッズ
自宅でテレワークができる環境ではない、というケースがあります。
たとえば、家族と同居しているが、仕事部屋を確保できないなどがあげられます。
その際に対応できるグッズがいくつかあります。
パーテーション
パーテーションは、簡易的に区切りをつくるグッズのことを指します。
たとえば、部屋がひとつしかない場合は、パーテーションを設置し壁をつくることで、家族の視線をさえぎることができます。
また、パーテーションがあることで、この場所が仕事部屋という区切りができるため、落ち着いて作業ができます。
キャリーケース
どうしても自宅で作業できない場合は、キャリーケースにパソコン等を詰め込み、カフェやレンタルスペースなどに行くことをおすすめします。
最近は、外でテレワークをする人が増えており、専用のレンタルスペースも気軽に利用できるようになってきました。
しかし、パソコンやその他グッズを持って移動するのは大変ですから、キャリーバッグにつめることで楽になります。
リュックでも対応はできますが、パソコンなど入れるとかなりの重量となり、体力が奪われてしまいます。
ドアストッパー
意外かもしれませんが、テレワークにはドアストッパーも有効なグッズです。
とくに、子育て中の主婦には好評なグッズです。
たとえば、自宅の別部屋でWeb会議をしている最中に、子どもが部屋に入ってくることが考えられます。
さすがに気まずいですし、会議進行の妨げにもなるため、あらかじめドアストッパーで侵入できないようにしておけば安心です。
テレワークグッズのまとめ
テレワークのグッズとひとくちに言っても、意外にたくさんありますし、それぞれ目的が異なります。
みなさんのテレワークの環境はそれぞれ異なりますので、自分にあった最適なグッズを選んでみてはいかがでしょうか。
どのグッズもテレワークには欠かせませんし、効率を高めるのであれば積極的に取り入れられることをおすすめします。