内向的で、敏感で繊細な気質をもつ繊細さんにおすすめの副業として、「Webライター」があります。
今回はそんな繊細さんの気質を持つもってぃ様に強みを生かしたWebライターでの稼ぎ方について解説してもらいました。
他の人の感情を察する能力や共感力が高く、1つのことに集中できる繊細さん(HSP =Highly Sensitive Person)が活躍できる副業として、Webライターを紹介します。
繊細さんがどのようにWebライターの勉強をして、収益を上げたのか具体的なノウハウを見ていきましょう。
自己紹介
まずは、私「もってぃ」の自己紹介と実績をご紹介します。
自己紹介
- 20代後半のフリーランス
- フリーランス歴2ヶ月
- ライター歴 約半年
- HSP気質
- SEO記事やYoutube動画のシナリオ執筆、SNS運用代行に従事
会社員のころに副業としてWebライターを始め、現在はフリーランスとして活動しています。
また、HSPという繊細で様々な刺激に敏感な特性をもっています。
「HSPはWebライターに向いているのか?」
「HSPでも副業としてWebライターを行えるのか?」
「HSPでもWebライターとして収入を得ることは可能か?」
結論、HSPはWebライターに向いています。
突き詰めれば副業で月に5万円稼ぐことも、フリーランスとして独立することも可能です。
この記事では、筆者の体験談とHSPの特性から、HSPがWebライターとして稼ぐ方法について解説します。
HSPの気質に悩み、生きづらさを感じている方がWebライターとして一歩を踏み出せるように背中を押せれば幸いです。
Webライターを始めたきっかけ
私がWebライターを始めたきっかけは3つあります。
1.自分の気質(HSP)を活かしたい
私はHSPという、普通の人よりも感受性が強くて敏感な気質です。
会社の体育系の風土や仕事内容が自分の気質とあっておらず、仕事では疲弊する日々を過ごしていました。
「自分の気質を生かして社会に貢献したい」という思いが強くなり、HSPを生かせるWebライターを始めました。
HSPとは?
HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称で、敏感で感受性が強い気質をもった人のことです。
HSPは、生まれ持った気質であり、病気や障害ではありません。
全人口の約5人に1人はHSPだと言われており、DOESと呼ばれる4つの特徴をもっています。
HSPの4つの特徴(DOES)
- Depth of processing:深く考えてから行動する
- Overstimulation:刺激に敏感で疲れやすい
- Empathy and emotional responsiveness:人に気持ちを察知しやすく、共感力が高い
- Sensitivity to subtleties:鋭い感覚で些細なことにも気づく
このように、HSPは敏感な感性と高い共感力で情報を深く処理するのが得意です。
この記事の筆者であるもってぃもHSP気質です。
HSPがWebライターに向いている理由
HSPがWebライターに向いている理由は、主に4つあります。
HSPがWebライターに向いている理由4選
- 刺激が少ない在宅ワーク
- 自分のペースで働ける
- 仕事量を調整できる
- スキルや実績をこつこつ積み上げられる
このように、Webライターは対人関係や環境による刺激が少なく、自分で作業環境や仕事量を調整できるためHSPに向いています。
2.自己表現力の向上
2つめの理由は、「自己表現力の向上」です。HSPは自己表現が苦手で、自分の感情を表現することが苦手な人が多いです。
感受性が高く相手の気持ちを察知する能力が高いからこそ、自分の気持ちに蓋をして自分より相手を優先してしまいます。
ライティングは、相手の悩みを解決する情報を分かりやすく伝えるスキルです。
相手に分かりやすく伝えるスキルがあれば、HSPでも自分の感情を表現することができます。
このように、HSPは自己表現力を向上できれば幸せに生きられる可能性が高くなるため、ライティングスキルを身に着けたいと思いました。
3.自分の力で収入を得たい
3つめの理由は「自分の力で収入を得たい」です。
HSPはオフィスワークや工場勤務などの職場環境に向いていない傾向があります。
筆者は会社員時代、メーカーで工業用設備のプログラミング設計を担当していました。
しかし、工場やオフィスなどの職場環境や人間関係が上手くいかず、どうにか自分の力で収入を得るきっかけが欲しいと思っていました。
筆者のように、職場に悩みを抱えるHSPは多いです。
HSPの職場での悩み
- マルチタスクが苦手
- 上司や同僚の顔色を常に伺う
- 五感の刺激に敏感(工場の音、タイピング音など)
- メンタルの不調で次々と倒れていく同僚に感情移入してしまう
このように、繊細な気質から様々な悩みをもつHSPが多いです。
会社に依存しない収入を得て自立するには、自分でWebライターなどの事業を始めることが必要不可欠です。
Webライター初心者が案件を獲得できた方法3ステップ
駆け出しのWebライターが案件を獲得するためには3つのステップが必要です。
「Webライターに挑戦してみたい方」や、「Webライターがどうやって案件を受注しているのか」気になる方へ向けて1つずつ解説していきます。
1.書籍や動画でライティングスキルを勉強する
いきなり案件に応募して始めてみるのも良いですが、受注後に文章の書き方に迷わないためにもまずはライティングスキルの勉強から始めましょう。
ライティングスキルは書籍やYoutube、オンラインスクールなど様々な方法で学習できます。
筆者は書籍で学習しました。
書籍は1冊で基礎的な文章力を網羅的に学習できるので便利です。
おすすめの書籍は「新しい文章力の教室」。
安価な価格で案件が受注できるレベルまで学習できてオススメです。
2.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、自分の文章力をクライアントにアピールするための作品集です。
「この人になら仕事を任せても大丈夫そうだ」
「求めている品質を提供できるライターだ」
と相手に思ってもらえるようなポートフォリオを作成できれば案件受注に繋がります。
そのため、ポートフォリオに掲載する文章は自分が今書ける最高の文章を目指して執筆しましょう。
応募する案件と同ジャンルの記事を執筆しておくと採用率が上がります。
ポートフォリオは、「note」や「Googleフォーム」、「WordPress」などのWeb上に作成し、いつでもクライアントに見せられるように準備しておきましょう。
どこに掲載するか迷ってしまう方には「WordPress」をおすすめします。
クライアントから「WordPress」を使って記事を納品して欲しいと要望をもらうことがあるので、「WordPress」の基本的な操作方法は知っておきたいです。
またブログを書くのが楽しく、軌道に乗ればブログを副業にできるメリットもあります。
「WordPress」を使う場合は、「コノハウイング」がおすすめです。
「コノハウイング」でブログを開設する具体的な手順を掲載していますので、「WordPress」に興味がある人は一読いただければと思います。
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3.クラウドソーシングサイトで案件に応募する
ポートフォリオが完成したら案件に応募しましょう。
初心者にオススメの案件獲得方法はクラウドソーシングサービスです。
筆者もクラウドソーシングサービスから初案件を獲得しました。
まずは、「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2つのサイトへの登録をオススメします。
どちらも初心者向けの案件が多数発注されており、駆け出しのライターにとってメリットが多いサービスです。
クラウドソーシングサイトの最大手。
「ライティング」や「動画編集」、「プログラム」など様々な案件募集があります。
募集案件に募集して、採用されれば本契約となる形式です。
すそ野が広いので、案件量はかなりたくさんあるのが魅力。
また、案件の内容を事前に確認できるので、自分ができそうな案件に挑戦できるので初心者にオススメです。
継続案件も多いので、1度採用されれば、継続的に収入を得ることも可能です。
ポイント
- ライティング、ホームページ制作、ロゴ制作、アプリ、ウェブ開発などの案件に申し込みできる。
- 募集案件に提案し、採用されれば取引開始。
- 販売手数料は10万円以下の商品は22%。
- 売上残高が530円以上で振り込み申請が可能。(クイック出金の場合)
クラウドワークスの公式サイト
クラウドワークスしかし、クラウドソーシングサイトは便利なサービスだからこそ、ライバルが多く競争に巻き込まれてしまうデメリットも存在します。
案件に応募してもなかなか受注できない場合、ポートフォリオや提案文を見直してみましょう。
少しずつ文章力を磨く努力を積み上げれば必ず案件を受注できます。
落選しても諦めず、自分の出来そうな案件にどんどん応募してみましょう。
HSPライターが苦戦したところ
初案件を獲得するまでの心理的ハードルが高い
HSPは内向的で慎重な性格の方が多いです。
ライティングを学習してポートフォリオを作成しても、自分になかなか自信がもてず、案件に応募するのをためらってしまいます。
「駆け出しの自分が応募しても大丈夫なのか」
「自分のスキルで案件受注できるのか」
「初心者の自分がクライアントが満足できる文章を納品できるのだろうか」
初案件を受注する前から不安が頭をよぎって離れないですよね。
新しいことに挑戦するのは不安がつきものです。
なぜWebライターを目指したのかを改めて明確にして案件が受注できるまで応募しましょう。
HSPは1つの事柄にのめり込めば、普通の人よりも強い力を発揮できます。自分を信じて突き進みましょう。
最初は低単価案件が多い
クラウドソーシングサイトで初心者が受注出来る案件の相場は1文字1円以下が多いです。
リサーチ、構成、執筆など、一記事書けるまでの時給を計算したら百円にも満たないというケースも珍しくはありません。
駆け出しのころはWebライターとしてスキルと実績を積み上げる修業期間だと思って頑張りましょう。
スキルと実績が身に付けば単価が上がり、副業で月収5万円以上を稼ぐことも可能です。
苦戦を乗り越えて初収益を上げたコツ
クラウドソーシングサイトは多くのライターが案件に応募しています。
駆け出しの頃が案件に応募してもなかなか採用されないケースも珍しくはありません。
筆者の知り合いのライターは、初案件獲得まで平均10件以上応募しています。
オートフォリオとなるWordPressを作成することで初案件を受注できた
私の場合は、「WordPress」でブログを執筆していたので、クラウドソーシングサイトに登録してから短い期間で初めての案件を受注できました。
実績となるポートフォリオがあることで、クライアントもWebライターのレベルが分かり易しですし、「WordPress」が操作できれば最低限のIT知識があることもわかります、
「WordPress」を使ったブログは簡単に開設できますので、Webライターに挑戦しようとする方は、まずはブログを10記事ほど書いてみてください。
ブログの開設は金額が安く、専門的な知識が不要な「コノハウイング」がオススメです。
ConoHa WINGは、高速かつ安定、低価格でコスパが高いことが特徴です。
ConoHa WINGにはWINGパックというプランがあり、Wordpressブログを簡単に開設できます。
またドメインが無料で2つ付いてくる特典もあります。
通常、ドメイン取得にも年間数百円程度の利用料金がかかるため、無料で取得できるのはとてもお得です。
ドメインが2つあると、新たにブログを始めるときに手間なくスムーズに開設できます。
初心者の1つ目のブログは失敗することが多いので、ドメインが2つあるのは嬉しいポイントです。
ポイント
- 独自ドメインが1つ無料。
- 徹底的な高速化処理が施されており、安定性も高い。
- 300GBが月額660円〜という圧倒的なコストパフォーマンス。
- 契約からWordpressのインストール、記事の作成開始まで10分で完了する。
- サポート体制は「メール」が24時間、「電話/チャット」が平日10:00~18:00。
コノハウイングの公式サイト
https://www.conoha.jp/wing最後に これからライターを始めるHSPの方へ
これまで解説したとおり、HSPはWebライターに向いています。
この記事を読んで、Webライターが気になった方は是非ライティングが学べる書籍1冊読んでみて下さい。
「意外と私にもできそう!」と思えるかもしれません。
また、HSPは自分に自信がなく、やりたいことが分からない人生迷子が多いです。
自分の個性に合った方法で稼げるようになれば自分らしく生きれるようになります。
最初は少ない収益でも、自分の力で稼げた経験は今後の人生を変える1つのきっかけになります。
この記事がWebライターに興味を持ったあなたが一歩踏み出せるきっかけになれば幸いです。