「EVICIV EVC-1506」レビューです。
ケーブル1本で電源と映像のやり取りができ、手軽にデュアルディスプレイ環境を構築できます。
同スペックのディスプレイ比べて、値段は手頃で、品質が非常に良く、満足感の高いアイテムです!
作業効率を考えるとデュアルディスプレイが便利なのは分かるものの、実際にデュアルディスプレイを実現するのはハードルが高い印象があります。
そんなハードルを下げるアイテムとして、モバイルモニター「EVICIV EVC-1506」を購入しましたので、レビューしていきます!
「EVICIV EVC-1506」がオススメな人
- デュアルディスプレイで生産性を上げたい。
- 省スペースでデュアルディスプレイ環境を構築したい。
- ケーブル1本でPCとモニターを接続したい。
- USB-Cを使っている。
- モニターアームを使いたい。
正直、「EVICIV EVC-1506」は久しぶりに良いものを買えた!と満足感の高いアイテムです。
デュアルディスプレイを検討している人は購入候補に入れるべきで、省スペースでケーブル1本で接続できて、何よりも価格が安いのが素晴らしいです!
「EVICIV EVC-1506」のパッケージと内容物
パッケージはこんな感じ。
私が購入したものは少し前の「EVICIV EVC-1506」なので、青いパッケージになっていました。箱は外箱と内箱に分かれており、内箱はiPhoneやMacの箱のように頑丈で、しっとりした高級感ある肌触りになっています。
付属品は「EVICIV EVC-1506」本体のほか、スタンドになるカバーと、各種ケーブルです。
EVICIV EVC-1506の付属品
- EVICIV EVC-1506 本体
- 折り畳んでスタンドになる保護カバー
- Type-C – Type-Cケーブル(USB3.1 Gen2)
- Type-A – Type-Cケーブル(電源用)
- 標準HDMI – 標準HDMIケーブル
- 電源アダプター
- 説明書
カバースタンドやケーブルが付属するオールインワンなのが素晴らしいわ!
各種ケーブルが付属するのが便利で、「EVICIV EVC-1506」を買えば、いきなりデュアルモニター環境を構築できます。
ただし、ケーブルの長さは1mで、ノートPCやゲーム機に接続するには十分ですが、デスクトップPCやモニターアームを使う時にはちょっと短いです。
上質かつミニマムな外観
スタンドカバーを使って本体を立たせてみるとこんな感じ。
ノートPCやタブレットに近い15.6インチのサイズ感で、机の上に置いても圧迫感がありません。
モニターはベゼルレスとなっていて、フレームは5mmほどの厚みでした。
非光沢(ノングレア) なので、写り込みがないのも作業に集中できて良いですね。
2Kモニターとなっていて、4KやRetinaディスプレイに慣れていると荒さを感じますが、サブモニターとしてたまにみる分には気になりませんでした。
裏面には75mmのVESA対応のネジ取り付け穴が空いていて、モニターアームに接続できます。905gと軽量なモニターなので、安価なモニターアームで保持できるのが嬉しい・・!
難点としては、ネジの穴が浅いのでネジの足が長いと、アームの取り付け部分がガタつくかもしれません。
モニターの右側にはPCとの接続ポートが設けられています。
上から電力供給用の「USB-C PD」、「3.5mmイヤホンジャック」、USB-Cポート」、「mini DPポート」、「標準HDMIポート」です。
1番上の「USB-C PD」は純粋な電源供給用なので、映像の入力には使えませんでした。
USB-C1本で、ゲーム機やPCと接続する時は、上から3番目の「USB-Cポート」を使用します。
左側には「電源ボタン」、「+ボタン」、「-ボタン」、「メニューボタン」、「EXITボタン」を搭載。
複数のデバイスと接続した時は、「メニューボタン」と「+ボタン」「-ボタン」で選択できます。
USBハブ機能も搭載しているため、OTGポートに「Micro USB – USB TYPE-A」の変換ケーブルを接続して、USBのメモリやキーボードを使うことができます。
左側に空いた穴にはペンを差し込めます。
ペンを差し込むことで、外出先でモニターを立てて使えるのは良いアイディアですね。
スタンドになるカバーが付属
付属のカバースタンドは、ラバーのような質感で、表にはカーボンのような模様が入っています。
カバー自体は少々重く、「EVICIV EVC-1506」に取り付けると約1239gになります。1kgオーバーはMacBookAir級で、カバンに入れて持ち運ぶのはちょっと躊躇しますね。
先端部分には磁石が入っており、短い2つ節は折り畳んで、スタンドにする時に「EVICIV EVC-1506」を引っ掛けるのに使います。
簡易ではありますが、角度調整も可能です。
ただし、iPadのスタンドのように「EVICIV EVC-1506」に磁力でくっ付いている訳ではないので、iPad感覚でスタンドを持って移動しようとすると、「EVICIV EVC-1506」を落としてしまいそうです (実際に落としましたが。幸いモニターは無事でした。)
USB-C 1本でPCやゲーム機と接続できる
最大のメリットは、USB-Cケーブル 1本でPCやゲーム機と接続できることで、机の上をだいぶスッキリできます。
ノートPCと同じ高さに設置できるのも良く、目の移動によって目が疲れることもありません。
机の上に置いても良いですし、リビングに置けば仕事からゲームと汎用性高く活躍しそうです。
ミニマムなデュアルモニター環境を構築
私は「EVICIV EVC-1506」をモニターアームに繋いで、デュアルディスプレイをモニターアームで実現しました。
「EVICIV EVC-1506」は905gと軽量なので、購入したモニターアームは安価でシンプルなものです。
購入後にアマゾンを見ると、まるでデスクライトのようなさらに軽量なモニターアームがあるようで、そっちにしておけば良かったとちょっと後悔しています(^^;
家では、仕事用のWindowsと、趣味用のMacを使い分けているので、「EVICIV EVC-1506」にも2台のPCを繋げています。
ボタンでPCを切り替えられるのも良くて、今回は「EVICIV EVC-1506」を購入して大正解だったと思います。
「EVICIV EVC-1506」のスペック
パネル種別 | IPS |
表示サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920*1080 |
輝度 | 300 cd/m2 |
コントラスト比 | 800:1 |
視野角 | 178度 |
表示色 | 16.7M(8bit) |
応答速度 | 3ms |
アスペクト比 | 16:9 |
イヤフォンジャック | 3.5mm |
リフレッシュレート | 60Hz |
作業温度 | 0〜50°C |
保存温度 | -20〜60°C |
表示領域 | 384*196mm |
消費電力 | 6W(最大) |
機体材質 | CNCアルミニウム合金 |
内蔵スピーカー | 8Ω1W*2 |
本体重量 | 訳905g |
画像入力 | 標準HDMI x 1、USB Type-C1 + miniDPポート (新型は標準HDMI x 1、USB Type-Cx 2) |
拡張ポート | OTGポート(MicroUSB) |
「EVICIV EVC-1506」がオススメな人
「EVICIV EVC-1506」のレビューでした。
Amazonのレビューでも評価の高い機種ですが、納得の完成度の高さです!
特に私はスペースの問題でデュアルモニター化を躊躇していたので、今回の15.6インチ、ケーブル1本でOK、モニターアームOKの「EVICIV EVC-1506」はまさに求めていたガジェットです。
最近では新しいタイプも販売されていて、そちらは正面の「EVICIV」のロゴなし、「mini DPポード」無しになり、出力/給電用のUSB-Cが2つあるようです。
最近のPCではUSB-Cが標準的に取り付けられていますし、私も新しいタイプを購入すれば良かったかも・・。
あまりにも完成度が高いので、トリプルディスプレイにする時も「EVICIV EVC-1506」を購入すると思います・・!
「EVICIV EVC-1506」がオススメな人
- USB-Cを使っている。
- デュアルディスプレイでテレワークの生産性を上げたい。
- 省スペースでデュアルディスプレイ環境を構築したい。
- ケーブル1本でPCとモニターを接続したい。
- モニターアームを使いたい。
「EVICIV EVC-1506」がオススメできない人
4Kなどしっかりした画質のモニターが欲しい人。