介護職の副業として、Webライターで活動しているシン様の体験記事をご紹介します。
介護職と聞くと激務や給料が少ないというイメージが先行しがち・・。
今回のシン様も同様の悩みを抱えていて、解決策として副業webライターに挑戦。現在は月に3万円の副業収入を得られています。
自己紹介
はじめまして!
本業で介護職をしながら副業でwebライターをしているシンと申します。
プロフィール
- 30代のフルタイムで働く介護職
- 重度の方向けの特別養護老人ホームに勤務
- 2020年6月より副業でwebライターを開始
- 2022年から毎月3万円以上を安定して稼ぐ
- 介護関連に特化したライターとして活動中
介護職は収入があまり高くない割に重労働な職場環境です。
介護職の方の中には副業に挑戦して収入アップを目指したい方もいらっしゃるでしょう。
しかし介護職として過酷な仕事をしながら、本当に副業でライターができるのか不安に感じていらしゃるかと思います。
副業を阻む介護職の問題
- 日中の勤務と夜間の勤務を含むシフト制の不規則な生活
- 数ヵ月ごとに介護職員の誰かが退職する過酷な労働環境
- 急な残業や勤務変更による先の読みにくいスケジュール
結論から言えば介護職をしながら副業でライターを行うのは可能です。
今回は介護職の私が副業ライターを軌道に乗せるまでに生じた悩みや、初収益をあげたきっかけなどをご紹介します。
副業を通して生活にささやかな幸せをプラスしたい方の参考になれば幸いです!
介護職が副業ライターで月に3万円稼ぐまでの道のり
副業ライターになったきっかけ
私が副業ライターになったきっかけは、娯楽に費やしていた時間を副業の時間へ転換しようと思ったことです。
今までは仕事以外の時間をゲームや漫画に時間を割いており、アプリへの課金まで行っていました。
お恥ずかしながら収入は毎月使い果たし、貯金もほとんどできていませんでした。
結婚を機に副業ライターに挑戦
結婚を機に注文住宅を購入すると、怠惰な生活に変化が訪れます。
ファイナンシャルプランナーと面談で将来設計の甘さが浮き彫りになり、支出の改善を提案されました。
FPのアドバイスにしたがって今まで大半の時間を費やしてきたソシャゲを消去します。
空いた時間でそこそこ得意だった文章作成による収入をプラスしようと計画しました。
副業ライターになったのは遊んでいた時間がもったいないと感じたのが大きな理由です。生活のために副業で稼ぐ感覚ではなかったのが、現在まで副業を続けられた秘訣かと思います。
副業ライター開始後の苦悩
副業ライター開始直後はアルバイトをしたほうがマシな収入でした。
時給換算1円を切っていたと思います。
生活が苦しかったら逆に副業ライターから撤退していたでしょう。
私が副業ライターとして収入をほとんど得られなかった要因は以下の通りです。
Webライターとして稼げなかった理由
- 低単価の案件しか受けられない
- 高単価の案件は応募が通らない
- 1記事の作成に1ヵ月くらいかかる
- 記事の修正にも時間がかかる
- 記事を書くのに勉強が必須
- 仕事で疲れてて頭が働かない
- 成長している気がしない
- モチベーションがあがらない
当時は1ヵ月かけて記事を作成して、報酬を受け取っても50円や数百円程度でした。
むしろ副業しないほうが生活が豊かになるのではないかとさえ思いました。
当日の私には、Webライターとして仕事を受ける知識がなかったのが大きな原因でした。
コツを知らない状態では、才能が無いのではないか、本当にライターで稼げるようになるのか、本気で悩んだ記憶があります。
副業ライターの苦悩を突破して初収益をあげたきっかけ
副業ライターの苦悩を突破して初収益をあげたのは、案件を受注できる条件を整えたことがきっかけです。
最初はとにかく熱意を持って応募するようにしていましたが、まともなクライアントには相手にされていなかったことに気が付きました。
まずは良い条件の案件に受かるべく、クライアントへのアプローチを変えました。
初案件を取得する手順
- プロフィールを見直して他者と差別化
- クライアントに価値提供できる提案文を作成
- ポートフォリオのためのブログ作成
とくにプロフィールに関しては人に評価される重要な指標という認識が私にはありませんでした。
当時のプロフィールは、インターネット上で拾ってきたテンプレ通りに文字を埋めただけで、自分の強みや仕事を依頼するメリットが伝わる内容ではありませんでした。
提案文とポートフォリオに関しても同様です。
今の私が振り返ってみても、大切なお金を払って仕事を依頼できるライターではありませんでした。
情報を集めてプロフィール、提案文、ポートフォリオの3つを改善した結果、応募した案件に通るようになってきました。
ポートフォリオとしてブログを立ち上げる
ポートフォリオとなるブログは、「WordPress」で立ち上げました。
ポートフォリオとなるだけではなく、「WordPress」が操作できれば最低限のIT知識があることもわかります。
「WordPress」を使ったブログは簡単に開設できますので、Webライターに挑戦しようとする方は、まずはブログを10記事ほど書いてみてください。
ブログの開設は金額が安く、専門的な知識が不要な「コノハウイング」がオススメです。
ConoHa WINGは、高速かつ安定、低価格でコスパが高いことが特徴です。
ConoHa WINGにはWINGパックというプランがあり、Wordpressブログを簡単に開設できます。
またドメインが無料で2つ付いてくる特典もあります。
通常、ドメイン取得にも年間数百円程度の利用料金がかかるため、無料で取得できるのはとてもお得です。
ドメインが2つあると、新たにブログを始めるときに手間なくスムーズに開設できます。
初心者の1つ目のブログは失敗することが多いので、ドメインが2つあるのは嬉しいポイントです。
ポイント
- 独自ドメインが1つ無料。
- 徹底的な高速化処理が施されており、安定性も高い。
- 300GBが月額660円〜という圧倒的なコストパフォーマンス。
- 契約からWordpressのインストール、記事の作成開始まで10分で完了する。
- サポート体制は「メール」が24時間、「電話/チャット」が平日10:00~18:00。
コノハウイングの公式サイト
https://www.conoha.jp/wing上記の工夫をすることで、介護系記事の直接オファーが入るようになったのが印象的です。
案件を受注できる条件を整えたため、安定して案件を獲得できるようになりました。
気の向いた案件に応募すれば、高い確率で仕事をもらえます。
まずはひとつ壁を乗り越えたと思い安心しました。
しかし案件の継続となると話は別です。仕事を受注しても単発で終わってしまい、安定して稼ぐのは難しいと感じるようになってきます。
副業ライターとして安定するために心がけたこと
副業ライターとして安定するために心がけたのは、クライアントから必要とされるライターになることでした。
他のライターよりも使い勝手の良いライターになれば継続して案件を任せてもらえ、ライター活動が安定すると考えたからです。
具体的な行動は以下の3つになります。
副業ライターとして安定する方法
- 文章の型を馴染むまで練習する
- 特化型ライターとして活動する
- 信頼されるクライアントワーク
それぞれ順番に解説します。
文章の型を馴染むまで練習する
文章の型を意識した記事作成により品質の安定化を目指しました。
型がない状態では文章全体のバランスや品質が不均一になってしまいます。私が馴染むまで練習した型は以下の通りです。
練習した文章の型
- PREP法による文章作成の型
- 記事本文を読ませるリード文の型
- 簡潔に記事を締めるまとめの型
PREP法をはじめとしたライティングの型を使用により、一定以上の品質を保ったまとまりのある記事作成が可能になりました。
また型にあてはめることで執筆速度も大幅に向上しています。とくにリード文とまとめはテンプレートを頭に叩き込んだので、本文がなくても作成可能な状態です。
介護特化型ライターとして活動する
介護の特化型ライターとして、専門性の高い記事作成を目指しました。
さまざまなジャンルの記事を書いていると、記事を書くたびに知識のインプットが必要となります。
特化ライターのメリット
- 記事を書くたびにさまざまなテーマの理解が必要
- 予備知識なしでキーワードに関連する情報収集が必要
- KWへ読者が何を期待するのかイメージが必要
自分がぜんぜん知らないジャンルに関しては、記事を書くたびに膨大な量のインプットが必要です。記事を書くごとにゼロから知識をインプットするのは効率が悪いといえるでしょう。
本業の経験を活かせるジャンルに絞ることで記事のクオリティが向上し、インプットにかかる時間の大幅な削減にも成功しました。
作業速度の向上で報酬の時給換算は劇的に改善された印象です。
特化型ライターになると知識の蓄積により記事の専門性も高まります。介護関係の依頼では常に継続案件を受注できるようになりました。
信頼されるクライアントワーク
クライアントへの対応は基本的なコミュニケーションスキルの徹底を目指しました。
信頼できるコミュニケーションが行えないと継続した案件の受注はあり得ません。私が徹底したコミュニケーションの基礎は以下の5つです。
クライアントとのコミュニケーション方法
- クライアントからの連絡には即レスする
- 作業中に疑問を感じた場合は早めに確認する
- トラブルに関しては即報告して指示を仰ぐ
- クライアントからの指示内容は復唱して確認する
- まずは自分で調べて仮説を立ててから質問する
どれもコミュニケーションの基礎ですが、徹底するとなるとけっこう大変です。とくに即レスだけは本当に意識して取り組みました。
案件を通してグループチャットに入ることもありましたが、基礎的なコミュニケーションができていないライターは多いです。信頼されるクライアントワークは他のライターとの差別化にもなったと思います。
安心して仕事を任せられるライターだと認識してもらった結果、継続案件の複数獲得に成功しました。
幸いにも依頼が途切れることなく安定して案件を受注できています。
現在の副業ライターとしての活動
現在の副業ライターとしての活動は、ブログとライターの二刀流です。
安定したライター収入とスキルを背景にして、ライター初心者に向けてブログ記事の外注を行っています。具体的な活動の流れは以下の通りです。
- 企業から安定して案件を受注して原資を稼ぐ
- ライターさんに自身のブログ記事を発注
- 外注記事を修正して介護ブログを更新
- 案件に応募してくれた初心者ライターさんを指導
- 成長してくれたライターさんが良質な記事を納品
- スキルに合わせてライターさんの報酬アップを実施
構築しているのはライティングで稼いだお金を自身のブログ作成に還元するチーム体制です。
自分ひとりではブログ作成はあまり進みませんでしたが、外注と指導の形であればモチベーション高く活動ができます。
チームを作ることで、自分一人の限界を超えて収入を得ることができますし、ブログをストック型収入として成長させていこうと思っています。
介護職の副業でライターをこれから始める人へのアドバイス
副業ライターは努力を積み重ねれば必ず成果が出ます。
介護職の私でもコツコツと継続したことで安定して月に3万円以上稼げるようになりました。
介護職での副業は難しいと感じるかもしれませんが、一度軌道に乗ってしまえば安定して収益をあげることが可能です。
この記事を読んでwebライターに興味を持った方はぜひともライティング案件に応募してみてください!
努力の方向性さえ間違わなければ、必ず収益をあげられるようになるでしょう。
フルタイムで介護職を行う労働環境でも成果を出せましたので、あなたも副業でライターを目指してみてください。