今は在宅ワークが浸透して、自宅で仕事をしている人が多くなりましたね。
通勤時間が無くなり、時間の自由も効く在宅ワーク。
空いた時間を活用して、副業を始める人が増えています。
在宅で始められる副業として、初心者でも1番確実に稼げるのが「Webライター」です。
今回はそんな「Webライター」について、基本的な概要から収入の上げ方について紹介します。
初心者でも稼ぎやすく、在宅で出来る副業の代表格である「Webライター」。
この記事ではWebライターのメリット/デメリットから、始め方や稼ぎ方について紹介します。
在宅でできる副業に興味がある人はぜひご覧ください!
Webライターってどんな仕事?
Webライターとはネット上で目にする様々な文章やシナリオを執筆する職業です。
例えば、家電を買おうと比較サイトを開くと、商品の説明や各商品を比較したサイトを見たことはありませんか?
この文章を書いているのがWebライターです。
企業のホームページなら社長のインタビュー記事などは、社内の広報が執筆することもありますが、専門のライターが執筆する場合もあります。
その他、YouTubeなどの動画サイトで見られるオリジナルの話の台本を執筆するシナリオライターもいます。
Webライターのメリット・デメリット
どんな職業でもメリット、デメリットがあります。
ここでは私が副業としてWebライターを1年以上続けてきた結果、会社員としての働き方の違いから感じたメリット・デメリットをご紹介します。
子どもが小さい、介護をしているなどの理由で外に働きに出られない人、職場の人間関係やワークライフバランスに悩んでいる人は必見です。
Webライターのメリット5選
1. 自宅・カフェなど、どこでも仕事ができる
Webライターはパソコン一つあれば仕事ができます。
カフェや旅行先のホテルなど、いつでもどこでも仕事ができることがWebライターの最大の魅力です。
世界のどこにいてもインターネットさえつながれば仕事ができてしまうのです。
Webライターの中には日本全国を転々と移動しながら仕事をしているという人もいます。こうした働き方のことをノマドワーカーと言います。
旅行好き、好奇心旺盛で決まった職場に通うことが辛いと感じるなら、Webライターという選択肢もありかもしれません。
2. 時間の自由が利く
Webライターは案件に納期はありますが、納期を守りさえすればいつ仕事をするかはその人の裁量次第です。
夜中に仕事をしようが、本業や家事のすき間時間に仕事しようがとがめる人はいません。
子育て中なら急な保育園の時間短縮にも対応できますね。
私には中学生の子どもが2人いるのですが、部活の送り迎えのために細切れに時間が取られることがあります。
試合のために30分かけて車で送迎、帰りの時間もまばら、さらに塾やその他の習い事が入ってくると、休日であってもまとまった時間を取ることができません。
1日に1時間だけのバイトを3つ掛け持ちすることはできませんが、Webライターならこれだけあれば十分に執筆時間に充てられます。
3. 在宅で正社員並みに稼ぐことができる
副業ではなく、フリーランスとして活動するWebライターであれば、会社員並みの収入を得ることも可能です。
会社員とは違い1か月目から20万円といった金額を保証することはできませんが、実績を積むごとに収入は上がっていき、売れっ子になれば月に50~100万円稼ぐことも夢ではありません。
Webライターのデメリット3選
1. 簡単に稼げるわけではない
先ほどメリットのところで在宅で稼げるというお話をしたのに、真逆のことを言うの?
思う方もいるかもしれません。
でも、「Webライターは簡単に稼げるか?」という質問には明確にNOと答えるほかありません。
Webライターの執筆料は基本的に1文字当たりの単価で計算されます。
例えば1文字1円で3000文字の記事を書くと3000円の報酬といった感じです。
ですが、1文字1円の案件を全くの未経験から獲得するのはかなり難しいでしょう。
私が初めて受けたライティングの案件は1万文字で2000円のリライト記事でした。
文字単価でいうと0.2円です。 リライトとはいえある程度のリサーチも必要なので、丸1日以上掛かってやっと書きあげました。
時給にすると250円以下です。
実績を積むまでは働くことが辛くなってしまうかもしれません。
2. 営業力が必要
ブログなどと違い、Webライターは成果物を納品すれば必ず報酬が発生します。
そのかわり、仕事をしない限り収入は0です。
そのため、常に案件を取るために営業活動をしなければいけません。
ある程度の営業力とコミュニケーション能力が必須ですので、営業が全くできないと売り上げをあげられないことを覚悟しておきましょう。
3. フリーランス、個人事業主として確定申告が必須
Webライターの中には出版社などの会社に属して記事を書く人もいます。
ですが、これから副業としてWebライターに挑戦しようと思っている人はほとんどが、フリーランスつまりは個人事業主という働き方になりますよね。
個人事業主は税制面でもさまざまな優遇を受けることができますが、その分確定申告が必須であるというデメリットがあります。
帳簿付けなどが負担に感じない人の方が向いているでしょう。
Webライターの勉強はどうやってするの?
いざWebライターを始めたいと思っても、文章を書くことに慣れていない人には不安がありますよね。
Webライターが手掛ける文章の大半は広告に分類されるものです。
ですから、小説のような情感たっぷりな文章を書く必要はありません。
Webライターに必要な文章力は「正しい日本語を使えること」です。
学生時代に一度でも作文を書いたことのある人なら、問題なく始められます。
とはいえ、広告として読者に商品や企業の魅力を届けるには、ある程度のテクニックが必要です。
そういった文章のテクニックは学びさえすれば身に着けることができます。
学び方には、本など独学で学ぶ。人に教えてもらう。などの方法がありますので、以下で詳しく説明します。
独学で学ぶ方法-本を読む
文章を書く方法を独学で学ぶときに一番手っ取り早い方法は、ライティングに関する本を読むことです。
私が読んで勉強になった。とりあえずこの本を読んでおけば大丈夫という本を3つご紹介します。
沈黙のWebライティング アマゾンー沈黙のWebライティング
ライティングの基礎知識やWebライターとして必要なSEOについてはこの1冊で網羅されているといっても過言ではありません。
物語形式で、Webで上位表示されるには何が必要かを丁寧に解説してくれています。
かなり分厚い本なのでうっかり枕にしないように…。
超ライティング大全
バズった記事10,491本を徹底研究したテクニック集です。
テンプレートがふんだんに紹介されているので、そのままマネするだけで読まれる記事がスラスラ書けるようになります。
特にバズる単語136選は、タイトルをつけるときにとても参考になります。
ピタッとハマるタイトルが出て来ない時に、この本をパラパラとめくってアイデアを出します。
ドリルを売るなら穴を売れ アマゾン-ドリルを売るなら穴を売れ
ライティングの本ではありませんが、マーケティングの基礎を学べる本です。
お客様はドリルそのものではなく、ドリルで穴をあけることで得られる「何か」が必要でドリルを購入しますよね。
商品を売るのではなく、価値を売る。これはWebライターでも同じことが言えます。
記事を読ませるのではなく、読者の悩みを解決する。
ユーザーのニーズ(欲求)や価値(ベネフィット)を満たすこと、Webライターが目指すべきゴールはこれにつきます。その本質に気付かせてくれる一冊です。
スクールに通うのはあり?なし?
本などで独学で学ぶのは不安、スクールに通ってじっくり学びたいという人もいるかもしれません。
これに対しての私の回答は、
「スクールに通うのもあり。ただし高額なものは必要ない」です。
なぜ高額なものは必要ないのかというと、Webライターで稼ぐ方法といったうたい文句で詐欺まがいの情報商材を売りつける事例が少なくないからです。
しかし、スクールでWebライターを学ぶメリットもあります。
スクールのメリット
- 体系的にWebライターに必要な知識を学ぶことが出来る。
- お金を支払うことで学ぶ意識が向上する。
- Webライターとして学費分を稼ぐという具体的な目標ができる。
- Webライター仲間ができ、分からないところが相談できるようになる。
- スクールを通じてYahoo!JAPANなど大手メディアに記事を載せるプログラムに応募できる。
最近では副業ブームもあり、Webライターの需要が高まっています。
スクールに通うことで、短期間でスキルを身につけ、スクールに通った経験をアピールすることで、他のWebライターとの差別化が可能になります。
Webライターに特化したスクールとしては、「あなたのライターキャリア講座」がオススメです。
「あなたのライターキャリア講座」は、体系的にWebライターに必要な基礎知識やキャリアビジョンについて学ぶことができます。
Webライターは1人でのスキルアップは難しい職業です。
講座を通じて、複数人からのフィードを受けることで確実なスキルアップにつながります。
また、講座終了後は、ヤフー社に紹介するプログラムがあり、承認されれば日本最大のWebサイト「Yahoo! JAPAN」にあなたの記事が掲載されるのもポイントです。
「Yahoo! JAPAN」への記事掲載という具体的な目標を持つことで、モチベーションを保ったままWebライターの第一歩を踏み出せそうですね。
ポイント
- 現場から得られたノウハウを満載。
- 優秀な受講生には仕事の紹介がある。
- オンラインで自宅から受講可能なので、地方・海外からの受講実績多数
あなたのライターキャリア講座の公式サイト
あなたのライターキャリア講座こちらのスクールはリモートで通うことができ、不明点があった場合は「LINE」で質問することが可能です。
- 一歩を踏み出す勇気がでない。
- いきなり案件取るのは心配。
- クライアントにPRする強みが欲しい。
そんな場合は、スクールに通うのもいいですよ。
スクールの詳細は上記のリンクから確認してみてください。
Webライターは稼げないってほんと?お仕事の取り方
ネットでWebライターと検索すると、二次キーワードに「稼げない」と出てきます。
これは一部事実、実際は少し間違いです。
今、在宅ワークの認知度が上がり、国も副業を後押しするようになったため、Webライターは飽和状態ともいわれています。
ですので、単価の低い案件しかとれず、10時間かけて書いた記事が300円にしかならなかった。なんて話もざらにあります。
ですが、私はWebライターが稼げない職業だとは思いません。
稼げないままライターを諦めてしまった方のほとんどは、この時間単価の低い時期に辞めてしまったのではないか?と思います。
私自身も、文字単価1~2円と決して稼げているライターではありません。
ですが、1か月目よりも2か月目、1年目よりも2年目の方が確実に収益を伸ばし、今では子育てをしながら月に3万円以上を稼いでいます。
成長性を考えると、Webライターは十分に稼げる職業と言えるでしょう。
今回は私が実際に行っている仕事の取り方を中心に、Webライターの受注法を3つ紹介します。
1. クラウドソーシングサイトに登録
Webライターが案件を取る一番メジャーな方法は、クラウドソーシングサイトに登録することです。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を頼みたい企業や個人と、スキルを持ったフリーランスをつなぐサイトです。
やり取りは基本的にインターネット上で行い、記事の納品や報酬の支払いもクラウドソーシングサイトが仲介してくれます。
直接契約とは違いソーシングサイトに手数料を支払う必要がありますが、報酬を支払ったのに納品されないもしくは、納品したのに報酬を支払われないといったクライアントと受注者双方のトラブルを防ぐことができます。
1-1. クラウドワークス
クラウドソーシングサイトの最大手。
「ライティング」や「動画編集」、「プログラム」など様々な案件募集があります。
募集案件に募集して、採用されれば本契約となる形式です。
すそ野が広いので、案件量はかなりたくさんあるのが魅力。
また、案件の内容を事前に確認できるので、自分ができそうな案件に挑戦できるので初心者にオススメです。
継続案件も多いので、1度採用されれば、継続的に収入を得ることも可能です。
ポイント
- ライティング、ホームページ制作、ロゴ制作、アプリ、ウェブ開発などの案件に申し込みできる。
- 募集案件に提案し、採用されれば取引開始。
- 販売手数料は10万円以下の商品は22%。
- 売上残高が530円以上で振り込み申請が可能。(クイック出金の場合)
クラウドワークスの公式サイト
クラウドワークス1-2. ココナラ
ココナラの基本は出品形式です。
「イラスト」や「ライティング」、「プログラム」など自分の得意な分野で料金を設定して出品します。
出品内容を見た発注者が見積もりを希望し、条件が合えば契約といった流れになります。
ココナラの特徴はファーストキャッシュを得やすいことです。
最初の内は単価を低く設定して、実績を積み、徐々に値上げしていくことで、収益の最大化が狙えます。
また、ココナラはある程度実績を積むと案件に応募しなくても依頼が来るようになります。
作った「イラスト」や「文章」を置いておくだけで集客できるので、営業活動が苦手な人には向いているかもしれません。
ポイント
- 無料で出品ができて、イラストや文章、ナレーション、占いなど個人のスキルを売買できる。
- 出品形式と募集案件があり、出品形式は購入されれば、提案案件は提案し、採用されれば取引開始。
- 販売手数料は22%、購入者は5.5%
- 売上残高が161円以上で振り込み申請が可能になる。
ココナラの公式サイト
coconala.comこれらのクラウドソーシングサイトには評価や実績に応じたランキングが設けられています。
始めのうちは複数のサイトで受注していると実績が積みあがらず、ランキングも下位のレベルになってしまいます。
1つまたは2つのサイトで集中して案件を獲得することでランキングが上がり、より案件が獲得しやすくなるので、自分に合いそうなイトにまずは1つ登録してみましょう。
2. Twitter経由での受注
Webライターとして活動をしている方のほとんどがTwitterアカウントを持っています。
クラウドソーシングサイトが今ほど充実していなかった頃はTwitter経由での受注が主だったようです。
Twitter経由であれば直接契約となります。
クラウドソーシングサイトでは20~30%の手数料がかかりますので、手数料がないだけで仕事量が変わらないまま収入を上げることができます。
ただし、Twitterで受注する際は、クライアントの見極めが必須です。
お仕事の相談があった時には、相手がどんな発信をしているのかなどよく確認しておくといいでしょう。
3. ブログ経由での受注
私が参考にしているWebライターの佐藤誠一さんが、「ライターをするのであればブログ運営はした方がいい」と強くおっしゃっていました。
初心者ライターには実績やポートフォリオと呼ばれる成果物の見本がありません。
そのためクラウドソーシングサイトで案件を取る競争に負けてしまうことが多々あります。
ブログを運営するとそこで書いた記事はそのままポートフォリオになります。
記名記事のない初心者ほど、まずはブログを書いてみるという方法があります。
またテーマ特化型のブログを運営していると、そのテーマに関連した企業から記事執筆について問い合わせが来ることがあります。
ブロガーとして活動していた人が、そのままライターとしても活動するということもよくあるそうです。
ブログを開設する方法については、下記の記事で紹介しています。
最近では、パソコン初心者でも10分から30分でブログを作れますよ。
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クラウドソーシングサイトでの案件獲得のコツ3つ
クラウドソーシングサイトでは案件に応募し、何人もの応募者の中から選ばれる必要があります。
選考に残るためにはいくつかのコツがあり今回は特に大事な3つについてご紹介します。
クラウドソーシングサイトに登録したら、以下の3つを上から順に行うだけで案件を取ることができます。
①プロフィールを充実させよう
まず一番初めに行うことはプロフィールの設定です。
とくに、プロフィール写真は必ず設定しましょう。
プロフィール写真は案件応募の際や、クライアントのメッセージの際にもアイコンの様に表示されます。
ここが未登録だと、「初心者で不慣れな人」「長く仕事をするつもりがない」などと判断され、信用されません。
顔を合わさずに仕事をするクラウドソーシングの世界では、プロフィール画像はまさに顔の代わりです。
「この画像と言えばあなた」とイメージできるようにキチンと設定しておきましょう。
画像の種類はなんでもいいですが、もし顔出ししても大丈夫な人は表情の見える写真にしましょう。
本業が副業禁止など、顔バレを避ける場合でも似顔絵などあなたをイメージできるものにすると信頼度がアップします。
プロフィールでは、職歴、スキル、資格などを記載します。
ライターであれば得意なジャンルや専門分野はかならず記載しましょう。
クライアントによっては、この資格やこの職歴の人に記事を書いてほしいと思って探していることもあります。できるだけ充実させておくといいでしょう。
ほとんどのサイトではテンプレートが用意されているので、まずはそこを埋めてみるところから始めましょう。
ある程度の経験が出来たら、その点も追記してプロフィールをどんどん充実させていきましょう。
プロフィールを充実させてWebライター案件を受注した体験談はこちらの記事からご覧いただけます。
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②ポートフォリオを準備しよう
プロフィール設定が終わったら、次はポートフォリオを準備します。
ライターであれば記名記事や自分のブログなど実際の文章を提示できるようにします。
もし、全く記事もブログも書いたことが無いという場合は無くても大丈夫ですが、案件獲得の確立がぐっと下がります。
私の場合はポートフォリオなしで初心者歓迎の案件に応募し、記事を20個執筆。
その記事をポートフォリオとして使用していいとクライアントの許可をもらいました。
私の様にクライアントに許可をいただけるのであれば、お仕事として書いた記事をポートフォリオにすることもできます。
③クライアントの心に刺さる提案文を用意しよう
さて、プロフィールとポートフォリオが準備出来たら、いよいよ案件に応募しましょう。
始めの数件は、記事単価は気にせずに「自分が書きたい」「書きやすそう」と思えるジャンルを選ぶといいですよ。
気に入った案件があったらいよいよ応募です!
応募の際には提案文を提出します。
提案文とは、クライアントの出した応募条件にたいして自分ならこんな記事が書けますと売り込むことです。
この提案文のでき次第でお仕事がもらえるか否かが決まるので、丁寧にしっかりと書き込みましょう。
提案文で必ずしないといけないことは以下の3つです。
- クライアント名を入れて必ず挨拶
- クライアント目線をもって、応募文は隅々まで確認。必要事項を必ず書く
- 熱意と情熱をもって提案する
順に説明します。
1. クライアント名を入れて必ず挨拶
「初めまして」の挨拶や自己紹介もなく提案文を書き始める人は意外に多いです。
これは携帯電話の普及により電話帳に登録のない相手とのやり取りに慣れていないということもあるかもしれません。
ですが、ビジネスメールでは基本的なマナーがない相手は取引相手とみなされません。
提案文の頭には「クライアント名+様」、簡単な自己紹介「初めまして○○と申します」を必ず入れるようにしましょう。
2. クライアント目線をもって応募文は隅々まで確認。必要事項を書く
クライアントは募集内容に様々な条件を書いています。
例えば、応募条件として納品の形式を指定していたり、資格の有無を書いていたりします。
こうした応募条件や応募資格についてはできる限り提案文で答えるようにしましょう。
クライアントによっては応募用のテンプレートを用意している場合もあります。
そんな時は必ずテンプレートに沿って応募しましょう。
テンプレートを無視した形式で応募すると、応募文を読まないライター=指示を聞かないライターと判断され、提案文を読まれることなく落選してしまいます。
テンプレートがない場合でも提案文を隅々まで読み、クライアントにとってどんな価値を提供できるのか。この視点をもって提案文を書きましょう。
3. 熱意と情熱をもって提案する
クライアントに価値を提供することを提案文に書く。と言ってもあまりイメージがわきませんよね。
でも例えば、ファッションについての記事ライティングの案件があったとしましょう。
ものすごく文章が上手くて経験豊富だけれど、ファッションには全く興味のないライターさん。
文章はつたないが、アパレル業界で働いた経験があり、自身もファッションが大好きなライターさん。
この2人ならクライアントはどちらに記事を依頼したいでしょうか?
私なら後者のライターさんに依頼したいと思います。
このように、ライティングの経験ではなく記事ジャンルについての知識や熱意を見てお仕事をいただけるということはライターにとってはよくある経験です。
そのためにも提案文にどれだけこの案件に情熱を傾けて応募したかを書くことは非常に大切です。
Webライターの必須ツールとは?
Webライターに必須なPCスキルはいくつかありますが、特にこれから紹介するツールは使いこなせた方がいいでしょう。
ちなみにWebライターでよく聞かれる質問の1つに「スマホでもできる?」というものがあります。
これに対しては、「できないこともないけどオススメしない」です。
これからご紹介するツールはパソコンでもスマートフォンでも利用できます。
ですが、リサーチをしながら文章を書くなどマルチタスクが求められるライターをスマートフォンのみで行うのは効率が悪すぎます。
これを踏まえて、必要な状況ごとにWebツールを紹介します。
納品形式として用いられるツール
Word
マイクロソフトの販売している世界で最も有名な文章ソフトですね。
文章を書くことに特化していて、誤字や表現の間違いも指摘してくれるので精度の高い文章を作成することができます。
パソコンにダウンロードするにはライセンスを購入する必要がありますが、実はWeb上なら無料で使うことも出来ます。
Googleドキュメント
Googleの提供する文章作成ツールです。無料で使用できるのがうれしいですね。
Wordとの違いはパソコンに直接保存できない点とショートカットキーの微妙な違いくらいでしょうか。
複数のユーザーが同時に編集することができ、チームで作業する場合にはとても便利です。
Googleスプレットシート
Googleが提供する表計算ツールです。
YouTubeシナリオなどは、納品形式としてGoogleスプレッドシートを指定されることもあります。
チームのスケジュールや成果物をまとめるためにスプレッドシートを使用することもあるので操作に慣れておくといいですね。
WordPress
世界のブログの7割がWordPressで書かれていると言われています。
WordPressへ直接入稿が出来るとクライアントにとっての手間が1つ省けるので重宝されます。
単価アップにも繋がりやすいので、WordPressの基本操作はゆっくりでも良いので学んでおきましょう。
コミュニケーションツール
クラウドソーシングサイト上での連絡は基本的に1対1です。
サイト運営などの案件では複数のライターが関わるため、クライアントから外部ツールを使って連絡を取りたいと言われることがあります。
以下の2つは多くのクライアントが指定するツールなのでアカウントを持っていると便利です。
Chat work
クライアントとの連絡に一番使われるツールです。
チャット形式でクライアントとやり取りを行う他に、タスクが設定できます。
無料で使用できるのでアカウントを作成しておくと良いでしょう。
Microsoft teams
マイクロソフトの提供するコミュニケーションズツールです。
Microsoft365を契約していれば追加料金なしで利用できます。
基本はChatworkと同じくチャット形式なのですが、話題ごとにスレッドを立てることもできます。
チャットだと書き込みが多くなると過去のコメントが埋もれてしまいがちですが、スレッドだと話題ごとに会話ができるので便利ですよ。
タスク管理、スケジュール管理
案件を複数抱えるようになると、それぞれの納期やタスクを把握しにくくなります。
とくに私はプライベートの家族の用事とあわせて管理しなくてはいけないので、スケジュール管理は試行錯誤の連続でした。
Googleカレンダー
行き着いたのがGoogleカレンダーでのタスク管理です。
Googleカレンダーは時間ごとのスケジュールやTODOリストが一括で管理でき家族の予定も仕事の予定も一目瞭然なのでとても便利です。
OneNote
記事のリサーチをメモしたり、構成案を練るのに使用しています。
パソコンとスマートフォンで同期すればすき間時間にでも、作業が進むので便利ですよ。
OneNoteは文章だけでなく、音声や動画、YouTubeなどもそのまま貼り付けられるので、気になった文や動画をどんどん保存していきます。
副業Webライターの1週間 リアルスケジュール
私は本業パート事務、副業ライター、主婦の3つのわらじで活動しています。
副業をする人は皆さん時間の確保が一番の難関だと思います。
私もルーティンワークが確立するまで色々と悩みました。
だれかの参考になればと思い、私のタイムスケジュールを公開します!
平日
- 5:30~ 起床 洗濯機を回しながら、朝食の準備。朝の簡単な家事と子供たちに声を掛ける。
- 7:00~ 朝食と身支度 洗濯し終わった洗濯物を干しながらYouTubeで耳学習。
- 7:30~ 時間に余裕があればスケジュールの確認とちょっとだけ執筆
- 8:30~16:30 出勤(通勤時間含む)
- 16:30~ 買い物(帰宅途中で夕食の買い出し)
- 17:00~ 休憩 洗濯物を取り込んだり、おやつを食べたり。この時間に少し執筆することもあります。
- 19:00~夕食づくりとそのまま夕食へ
- 20:30~22:00 執筆
- 22:30~就寝
副業の稼働時間:約1.5~2.5時間
休日
休日は家事の時間はほぼ同じペースですが、昼間の時間に執筆やリサーチをして過ごします。
合間に子供の送迎などが入り、まとめて時間が取れるのは夜だけだったりします。
副業の稼働時間:約3~6時間
これは割と順調に時間が取れた場合、なおかつ私のモチベーションが高いときのスケジュールです。
執筆を続けていると、どうにも言葉が続かずに気がそれてしまうことも少なくありません。
案件が複数あるときは、別の案件のリサーチをして気分転換することもあります。
Webライターに向いている人の特徴5選!
ここまでWebライターの「はじめの一歩」についてお話してきました。
Webライターに興味が出てきたけど、自分が向いているか分からないという方もいるかと思います。
私が思うWebライターに向いている人の特徴を5つご紹介します。
1. リサーチが好き
WebライターはWeb上にある情報をいかに広く拾ってわかりやすく読者に提示できるかが大事です。
好奇心旺盛で気になることがあったらすぐにググって見ようと思う人は、Webライターに向いていると思います。
2. 報告・連絡・相談の基本ができる人
Webライターはクライアントとは顔を合わせずWeb上でやり取りします。
基本的な報告、連絡、相談が苦手で抱え込んでしまいがちな人はWEBライターには不向きかもしれません。
3. チャットでやり取りが苦じゃない人
クライアントとの連絡はチャットつまり文章でのやり取りです。
電話や会って話すときよりも明確な言語化ができないと難しいかもしれません。
チャットでのやり取りが苦ではない人はWebライターに向いています。
4. フィードバックにへこたれない人
Webライターはクライアントの希望する記事を書かなくてはいけません。
クライアントにとっては「こんな記事にしてほしい」という希望や、マニュアルが存在します。
とくに契約して1本目の記事などは、フィードバックでかなりの修正をされることもあります。
フィードバックを素直に受け取り、次に生かそうと思えるメンタルの強さがある人はWebライターに向いています。
5. やりきる!ことができる人
当たり前ですが、Webライターは記事を仕上げなければ報酬は得られません。
下記進めていくうちに行き詰っても、ラストまで書きあげられるか挫折するかで0か100かの違いと言えます。
受けた依頼をいったんはやりきることができる人はWebライターに向いています。
Webライターでよくある質問
Webライターをしているとよく耳にする質問を5つまとめました。
一問一答形式でお答えします。
Q1パソコンは必要?スマホだけじゃダメ?
パソコンは必須です。
作業効率が断然違います。画面の大きさはそのまま画面効率に比例します。
Webライターの中には2画面(デュアルディスプレイ)を使う人もいるほどです。
作業効率がそのまま単価に反映されるので、パソコンは絶対に用意するようにしましょう。
Q2すぐに稼げる?
ファーストキャッシュはすぐに手に入ります。
ただし大きく稼ぐには時間が必要です。コツコツ続けられる人は自然と結果がついてくると思います。
Q3事業として認められる?
認められます。
開業届を出せばすぐに個人事業主になれるので、怖がらずにチャレンジしてほしいです。
Q4Webライターのその先は?将来性はある?
Webディレクター、kindle出版、ライタースクール講師などライターから派生する仕事がたくさんあります。
Webライター1本で食べていくというよりも、こうした派生するお仕事と組み合わせることで収入を伸ばしていくことができます。
Q5社会保険は?健康保険に加入できるの?
Webライターは個人事業主なので基本は国民健康保険です。
保険料の高さや家族を扶養に入れられないのがデメリットでしょう。
あとは、審査は厳しいのですが、文芸美術国民健康保険組合に加入する方法もあります。
これは文筆業のフリーランスの人のための健康保険組合で、収入にかかわらず一定の保険料で加入することができ、家族分は半額で加入できます。
健康保険の最適化の方法としては法人を作って、自分は役員報酬で最低限の給与で社会保険を利用する方法もあります。
まとめ
この記事ではWebライターの始め方と必要なスキルやツールについてご紹介しました。
まとめ
- Webライターとは、インターネット上にある様々な文章を書く人。
- 特別なスキルは必要なく、ネット環境とパソコンさえあれば今日にでもはじめられる。
- 職場に縛られることなく、好きな場所、時間で働ける。
- 大きく稼ぐには継続力と営業力が必要。
- まずは副業として、少しずつスキルアップしていくといい。
- 案件の受注方法はクラウドソーシングサイトで受注、直接受注の2種類ある。
- WebライターからディレクターやKindle出版への道も。
- 個人事業主として大きく稼げる可能性もあり。
Webライターになる最短の道は、まずは1件案件を取ることです。
ライティングの案件は多種多様なためほとんどクライアントさんはしっかりとしたマニュアルを用意しています。
だからこそ、まずは一歩踏み出してみませんか?
この記事がWebライターに興味を持ったあなたの背中を押すものになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。