変化の激しい世の中で、将来に不安を感じる若い方が多いと思います。
少子高齢化や終身雇用の崩壊、所得の減少など、さまざまな変化に対応するために必要なことは、自分の「コントロール範囲」を広げることです。
会社に頼らず、自分の力で収入を上げられるようになると、自分の人生をコントロールできるようになり、安定や幸福につながります。
自分で収入を上げる方法として注目されているのが「副業」です。
その中で初心者でも参入しやすい「Webライター」について、中学2年生でライターとして月5桁を得ている、みー様にそのサクセスストーリーと同年代の人へのメッセージをいただきました。
Youtubeをメインに無料コンテンツで学習し、収入のゼロイチに14歳で成功されているのが凄いです!
自己紹介
はじめまして。みー@月5桁稼ぐ中学生Webライターと申します。
「え?中学生で月5桁?」
「マジ?どうやって月5桁も稼いでるの?」
と思う方が多いと思います。
そこで、今回は中学生が月5桁稼いだ手法や、Webライターになった経緯ついて紹介します!
この記事はこんな方におすすめ
- 小学生、中学生、そして高校・大学生でお金に関心のある方
- 副業に興味があり、中学生でも稼いでいる方法を知りたい方
- Webライターを始めたけど、挫折している方
小学4年生でYoutubeに挑戦
きっかけとなったのは、小学4年生になってインターネットを利用し始めたことです。
それまでは家族や友達の間で使用する、独自通貨を発行する銀行のような遊びを通じて、人との交渉、信頼関係の築き方を学んでいました。
それがインターネットによって拡張され、見知らぬ人に「ビジネス」を提供する考えが浮かんできました。
最初に力を入れたのは、「YouTube」です。
2018年の「YouTube」は既に小学生に浸透していて、将来なりたい職業に「Youtuber」がランクインするほど身近な「メディア」であり、「職業」でした。
自営業の母は先に「Youtube」に挑戦しており、その母の勧めもあり、僕も教わりながら投稿し始めました。
顔出しするのは怖かったので、以下のジャンルの「Youtube」を開始。
チャレンジしたYoutubeジャンル「DIY」
これは引っ越した時期とYouTubeを始めた時期が重なったため、家の外構工事をしていたというのがあってです。
チャレンジしたYoutubeジャンル「ペット」
ペット飼い始めたという理由でvlog風のペットの動画。
いずれも、母のiPadで撮影からBGM、テロップ付きの編集、投稿まで行っていました。
Youtubeを通じてお金を稼ぐ難しさを痛感
なぜこれほど意欲的に挑戦できたのか、それは小学生だった僕には、「Youtube」をやればお金持ちになれると考えていたからです。
そうです。
小学生の僕は、「Youtube」をやれば無条件にお金がもらえると思っていました。
小学生がみるYoutuberは全員が高級な家にすんで、高級な車を買って、好きな事で生きていると思っていたのです!
Youtuberを目指して、ただひたすらiPadで動画を投稿する日々、しかし途中で気づきました。
Youtubeの収益化には以下の条件が必要なことを・・!
Youtubeの収益化条件
- チャンネル登録者数1000人以上
- 年間の総再生時間が4000時間以上
Youtubeは小学4年生から6年生まで続けましたが、最後まで収益化はできませんでした。
お金を稼ぐのがこんなに難しいなんて・・!
小学6年生の僕は、お年玉や毎月のお小遣いのありがたさを痛感しました。
挑戦によって変化したマインド
Youtubeに挑戦することで、マインドの変化がありました。
お金を稼ぐのは難しいこと、iPadを使えば僕もコンテンツを作って、インターネットで発信できることを知りました。
母が自営業という事もあってか、起業家のYouTubeチャンネルをTVで流していることもマインドに影響があったかもしれません。
僕も西野亮廣さんやマコなり社長さんなどの動画を見るようになり、次第に起業家のマインドがインプットされていくようになりました。
その頃の友達からは「何見てんの~大人の見て~」、と言われる事もありましたが、いつか自分の力で収益を上げることが目標になり始めました。
スマートフォンを手に入れて、挑戦を加速させる
人生を変える、大きな出来事がありました。
それは、スマートフォンを購入してもらったことです。
中学校に入学後、実は体調不良を繰り返していました。
学校を休んでいる時は、スマートフォンで実業家の方のチャンネルを見ていました。
それによって触れるビジネスの情報量が増えていきます。
“小さくてもビジネスを始めてみたい”
当時から「ココナラ」というスキルの売り買いができるサイトがあって、母もこれで収益を得ていました。
それもあってか、僕も「ココナラ」を始めてみることにしました。
ココナラの基本は出品形式です。
「イラスト」や「ライティング」、「プログラム」など自分の得意な分野で料金を設定して出品します。
出品内容を見た発注者が見積もりを希望し、条件が合えば契約といった流れになります。
ココナラの特徴はファーストキャッシュを得やすいことです。
最初の内は単価を低く設定して、実績を積み、徐々に値上げしていくことで、収益の最大化が狙えます。
また、ココナラはある程度実績を積むと案件に応募しなくても依頼が来るようになります。
作った「イラスト」や「文章」を置いておくだけで集客できるので、営業活動が苦手な人には向いているかもしれません。
ポイント
- 無料で出品ができて、イラストや文章、ナレーション、占いなど個人のスキルを売買できる。
- 出品形式と募集案件があり、出品形式は購入されれば、提案案件は提案し、採用されれば取引開始。
- 販売手数料は22%、購入者は5.5%
- 売上残高が161円以上で振り込み申請が可能になる。
ココナラの公式サイト
coconala.com出品したのは「記事作成」と「画像編集」、「文字起こし」、「SNS運用」です。
当時、スマートフォンを使って自分にできること、またはできると思うコトは、なんでもやってみようと思いました。
中学1年の時、「ココナラ」で受注した仕事は3件です。
今思えば、中学生で3件も受注できたのは奇跡的だと思います。
なぜ受注できたのか、振り返ってみると、下記の2点が大きかったと思います。
中学生でも案件を受注できたコツ
- 商品紹介ページのサムネイルを工夫した。
フリー素材やスマートフォンの画像加工アプリで、スキルがクライアントに伝わりやすいように工夫しました。 - 説明文とプロフィールページにクライアントに対してどのように役立てるのかと、過去の実績を記載しました。
特にブログの運用実績を記載したのが大きかったと思います。
また案件の実績が積み上がったあとは、実績をプロフィールに記載するようにしました。
スキルマーケットでのトラブル
実は、最初に受注した3件の内1件でトラブルがありました。
クライアントの求めている成果物の認識合わせが不十分でクライアントと揉めることに・・。
その案件は母に協力してもらい終了することにしました。
こんな自分に嫌気がさしたのか、劣等感を抱くことになりました。
スキルシェアの出品は一旦停止して、小学生の頃に始めたブログに注力していました。
「他の人は、もっと成功している。自分もこんなにやっているのに、なぜだ?」
こんなコトを考えていたところに、たまたま「Youtube」で見ていた動画から、ある言葉を聞きました。
”チャンスの女神は、前髪しかつかませない”
その当時、僕は型にはめたルーティーンでブログをひたすら書いていました。
何もやり方を変えず、ずっと同じことを。
しかし、それではダメだったのです。
チャンスを掴むために行動しないと。
それから、「ココナラ」で得意だった「記事作成」のノウハウをベースに”Webライター”として再スタートしました。
また「Youtube」がきっかけで行動を始めるとは、自分でも驚きました。
そこからWebライターで初収益を得たときのやり方
事業で収益を上げるためにはチャレンジが大事です。
それはとにかく”営業しまくる”ことです。
Webライターはまさに、文字を書く仕事なので、提案文で勝つか、負けるかが決まる厳しい世界です。
提案分の段階で以下の3つが重要になってきます。
提案のポイント
- 人が「頼みたい」と思える文章作り
- 人が「次もやってほしい」と思える文章作り
- 人が「ありがとう」と思える文章作り
どれもこれも、”文章作り”ライターに直結する、一番求められるものです。
といっても、僕もWebライターの知識は「YouTube」の動画をサラッと見たくらいだし、高いお金を払って教わりに行ったとか、ものすごい勉強時間を掛けたわけではありません。
無料のサイトを見て、無料の動画を見て、無料のソフトで練習する。
余談ですが、僕はこのために営業スキルを見直して、コミュニケーションスキルも勉強しています。
ですが、それも高いスクールに通うのではなく、
- 実際に人と話してみる
- 書籍の紹介動画をみる
- 自分なりのスキルを理解する
という工程を踏んだだけです。
これでも、実は発話に障害があるので声が出ない所から、初めは0からです。
今では週一で数人規模ですがイベントの主催も任されています。
今は無料で世界中の知識を知れる時代です。
それらをフル活用しましょう。
失敗からも素直に学ぶ
もちろん、失敗を基に学ぶことも重要です。
僕は提案時にクライアントとの認識合わせとして、「前提条件」や「クライアント」が求める成果を確認するようにしました。
また、Webライターは素直さも大切です。
”なんでもいいから、まずはやってみろ”
まずは、クライアントの話を聞いて、指示された通りの事をやってみる。
素直に相手の話を聞き、相手の期待以上のクオリティで納品するのが特に大事です。
中学生が月5桁稼いでいる方法
この記事を読んでいる人が1番気にしているのは、”中学生が月5桁稼いでいる方法”ではないでしょうか。
結論から言うと、僕はアルバイトと変わらないコトをしているだけです。
タスクをこなし、クライアントと連絡を取る。
1つだけ違うのは、自分で考えて得意な事に挑戦していることです。
例えば、僕はリアルコミュニケーションは苦手だけどテキストなら得意です。
人間は、一万時間あれば、何事も習熟すると言われています。
僕は中二の夏休み期間、ずっと文字を書き続けていました。
しかし、何も考えないで得意なことをやればいいとは限りません。
得意を伸ばすにはどうすれば良いのかを考え、スキルマーケットに申し込み、案件を取るために提案文を工夫する。
提案文だけではなく、商品のサムネイルを工夫したり、タスク管理に挑戦しています。
1つ1つの挑戦は小さくても得意を支える柱になります。
得意を支える柱を育てていくのが個人で稼ぐコツだと思います。
得意を突き詰めることで、才能を最大限に開花することにも繋がると考えます。
未来の若者に対してのメッセージ
僕が伝えたいのは、これだけです。
「やりたいことは、いますぐやろう」
あしたでいい?来年の目標。大人になってから。人の目が気になる。
それではダメです!
大人になってからしかできないコトも確かにあります。
でも子供のうちにできることはたくさんありますし、”インターネットにつながっている皆さんはもう社会とつながっています”。
社会に出たら一気に人が変わる、という事もありません。
すべて、あれもこれも、子供の頃から積み上げた経験から来るものです。
その積み上げを、今から作ってほしいです。たとえ、人から否定されても。
みなさんが得意な教科や宿題は何でしたか?
私は文章を書くのが得意なことを読書感想文をスラスラ書けることで認識しました。
スラスラとできることがあなたの得意なことです。ぜひ振り返って得意を積み上げてください。
今回の記事でWebライターに興味を持った人はぜひチャレンジしてください。