Webライターをしている方のサクセスストーリーを拝見すると、ブロガーから転身した人が多い気がします。
ブロガーとWebライターの「二刀流」で稼いでいるそる様に、両立方法や実際の収入状況をお聞きしました。
ブログを始めて収益を上げた方法、そしてブログで収益を上げているのに、ブロガーからWebライターに転身した理由を知れる記事です。
ブログで思うように成果を出せていない人には、新しい活路を切り開くきっかけになるかもしれません。
ぜひご覧ください!
自己紹介
はじめまして。ブログとWEBライターの2つの副業で稼いでいる「そる」と申します。
自己紹介
- 2020年1月からブログをスタート。
- 特化ブログを運営して月に1万円ほどの収入。
- ブログの経験を活かしてWebライターでは月3万円ほどの収入。
2020年1月からYMYLブログをスタートして、挫折や少しの休憩を挟みながら現在まで続けています。
2022年7月からはブログだけでなくWebライターとしても活動を始めており、ブログを運営しつつライター業を掛け持ちしてやっています。
本記事では、私がブログを始めようとしたきっかけや、ブロガーの経験を活かしてWebライターデビューする方法。そして、苦労したことなどを紹介していますので、これからブログやライターを始めようと思っている方はぜひ参考にしてもらえればと思います!
ブログを始めようとしたきっかけ
ブログを始めたのは、リベラルアーツ大学の両学長の動画がきっかけです。
2020年の年始に両学長の動画に出会った私は、色々な動画を見漁っていました。
両学長の動画の中で、稼ぐ力が大事だと知り、「月20万稼げる 副業7選」で紹介されていたブログに興味を持ちスタートさせました。
おすすめ副業にはせどりやプログラミング、Youtubeなども紹介されていましたが、ストック収入になる事業が良いと思いブログを選びました。
僕は子供の頃から文章を書くのが得意だったので、文章を書くブログが合うと思いチャレンジしてみました。
ポイント
- リベラルアーツ大学の動画でブログに興味を持つ
- ストック収入で、手間を掛けずに収入を得られることにメリットを感じる
- 文章を書くのが得意だったので、ブログを選んだ
ブログで苦戦したところ
ブログはコノハウイングで開設しました。
ブログの開設は簡単にできたのですが、ブログの収益化には苦労しました。
特に苦労したのは、ブログへの集客です。
どんなに良い記事を書いていて、素晴らしいブログを作っても、読者が来なければ収益が上がることはありません。
特に集客で難しいのは下記のポイントです。
検索上位を取るのが難しい
最初に開設したブログは「投資」や「お金」の情報を扱っていました。
「投資」や「お金」の情報は、Googleが定める「YMYL」というトピックです。
「YMYL」はユーザーの金銭・生命に影響を与える可能性があるとして、Google が上位表示する基準が最も厳しい項目です。
そのため、私のブログはどのようなキーワードを狙っても検索上位に表示されることはなく、集客に苦労しました。
SNSでの集約も試してみましたが、「Fireしているなど強力な属人性」もなく、投資の知識が少ない私は情報を毎日発信することもできず、SNS集客には苦い思い出があります。
「YMYL」に該当するような「投資」「お金」「健康」「美容」に関連するブログ開設は、初心者のうちは回避するようにしましょう。
Googleアドセンス合格を目的にしてしまった
また最初の目標としてGoogleアドセンスの合格を目指したのも、今となっては失敗でした。
Googleアドセンスは、クリック単価が低く高くても数百円、安いと1円ほどで、収益が上がりにくいです。
月間のアクセス数が10万PVを超えるような人気ブログであれば、数万円の収入を得られるかもしれませんが、ブログ開設当初はアフィリエイトに特化するべきでした。
アフィリエイトは案件によりますが、成約すれば1件で1000円以上の収入を狙えます。
Googleアドセンスの1件と比べると単価の違いは明らかで、PVが少ないうちは1件の成約に特化した記事を書くようにしましょう。
初心者時代の失敗ポイントを簡単にまとめると以下です。
ブログ初心者が失敗しやすいポイント
- お金や投資のジャンル(YMYL)でブログを始めた。
- SNSを育てる前にブログを始めた。
- Googleアドセンスで稼ごうとした。
- アフィリエイトに特化した記事を書かなかった。
ブログ初心者の方は、上記のポイントに当てはまっていることが多いです。
特に副業でブログをやられる方は時間がないため、先人の失敗を学び効率的に進めていってください!
苦戦したところを突破して初収益を上げたコツ
最初のブログで全く稼げず苦戦をしていましたが、ブレイクポイントになったのは書籍やYoutubeです。
実際に稼いでいる人の考え方やブログ戦略を学び、”どうすれば収益を上げられるのか”を学べたのが良かったです。
書籍であればかん吉さんの「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」、Youtubeであればなかじさんの動画がおすすめです。
その後、学んだことを活かして、新しく家事代行を紹介するブログを立ち上げ、約半年で初収益をあげています。(初収益が上がった日はめちゃくちゃ嬉しかったです…!)
ブログを始めてから収益化まで11ヶ月、長い道のりでしたが続けてきて良かったです。
ブログに苦戦している方や悩まれている方に向けて、これまでの経験からわかった稼げるブログの作り方を紹介します!
【初心者向け】稼げるブログの作り方
稼げるブログの作り方
- 自分の得意や好き、興味があることを洗い出す
- ①に関連するジャンルの広告を確認
- 単価が高いジャンルを選ぶ(1,000円以上)
- 競合を調査し個人ブログで勝ち目があるかチェック
※ブログだけで勝ち目がない場合はSNSを掛け合わせられるか考える
※YMYLは絶対に避ける。 - 悩み調査する(知恵袋やSNS・友人など)
- ターゲットが抱えている悩みからキーワードを選定
- どんな記事を書くか決める(記事数や順番)
- 記事を書く
稼げるブログは最初の段階でしっかり作り込まれています。
上記に沿ってブログを作れば、初心者でも良いブログがつくれますよ。
私は家事代行を頼むことが多く、その経験を活かして家事代行のアフィリエイトブログを立ち上げました。
戦略を立てることが重要
色々と苦労してきましたが、収益をあげるために必要なのは、サイト立ち上げ前にしっかりと戦略を立てること、成果が上がるまで継続し続けることだと思います。
きちんとブログの勉強をして、方向性さえ間違っていなければ、必ず収益化はできます!
今収益が出せていない方も、コツコツと継続していけばいつかは稼げるので頑張ってください。
改善を繰り返して継続する
ブログはとにかくやることが多く、常に考えて行動して分析してを繰り返さないといけないので、非常に難しいです。
ただ難しいだけに、考えて行動した結果が成果に繋がる瞬間はかなり嬉しくやりがいを感じます。
狙っていたキーワードで上位を取れたり、記事を改善して収益が出やすくなったりと、自分も思い通りになってくるとどんどんブログにはまっていきますよ。
具体的には記事数が20記事を超えたら、アクセス解析をして状況を分析するようにしましょう。
アクセス数が多い記事を見つけて、その記事をリライトして、一点突破を狙うのがおすすめです。
WEBライターを始めたきっかけと実績
Webライターを始めたきっかけは、ブログが完成して時間に余裕ができたからです。
ある程度記事も投入して、やることがあまりなくなってきたため、ブログでの経験を元に新たな副業へチャレンジしたいと思いWEBライターを始めました。
いまではWebライターのみで月に10案件程度、数万円ほど稼ぎがあります。
クラウドソーシングで案件を受注
今はココナラやランサーズのようなクラウドソーシングサービスを使って案件を受注しています。
ココナラの基本は出品形式です。
「イラスト」や「ライティング」、「プログラム」など自分の得意な分野で料金を設定して出品します。
出品内容を見た発注者が見積もりを希望し、条件が合えば契約といった流れになります。
ココナラの特徴はファーストキャッシュを得やすいことです。
最初の内は単価を低く設定して、実績を積み、徐々に値上げしていくことで、収益の最大化が狙えます。
また、ココナラはある程度実績を積むと案件に応募しなくても依頼が来るようになります。
作った「イラスト」や「文章」を置いておくだけで集客できるので、営業活動が苦手な人には向いているかもしれません。
ポイント
- 無料で出品ができて、イラストや文章、ナレーション、占いなど個人のスキルを売買できる。
- 出品形式と募集案件があり、出品形式は購入されれば、提案案件は提案し、採用されれば取引開始。
- 販売手数料は22%、購入者は5.5%
- 売上残高が161円以上で振り込み申請が可能になる。
ココナラの公式サイト
coconala.comクラウドソーシングのネックは手数料が高いことです。
例えば、10万円の仕事を受注しても手元に残るのは8万程度。
ただ、クラウドソーシングは案件の進め方の勉強になるので、Webライターを始める時にはぜひ活用したいサービスです。
クラウドソーシングで、Webライターに挑戦してブログとは違ったメリットを感じましたので共有します。
ポイント
- 直接お礼を言われるのでやりがいを感じる
- FBがありライティングスキルが向上する
- 初期費用がかかららない
ブログにはない魅力や価値があるので、興味のある方はぜひライター業にもチャレンジしてみてください。
ライティング力は間違いなく向上するため、ブログ運営にも役立ちますよ。
ブログの経験を活かしてWEBライターとして仕事を受注するコツ
Webライターをする上で、ブログの経験はとても役に立ちます。
僕が感じたブログとWebライターの相乗効果は以下のものです。
ブログの経験を活かして、Webライターの仕事を受注しやすくしましょう。
ブログをポートフォリオとして公開する
自分のブログをポートフォリオ(実績)として紹介すると、仕事の受注率を高めることができます。
依頼者からするとその人の文章レベルが分かりますし、得意分野がわかることで、案件を依頼しやすくなるからです。.
「YMYL」のブログを作って失敗した場合もポートフォリオとして公開しましょう。
「YMYL」のブログは、Webライターとして募集する時の強力な武器になります。
さまざまなスキルが身に付く
また、ブログ運営をしていると文章を書くだけでなく、Wordpressの操作方法やマーケティングなどの様々な知識がつき、ライター業務でも活用できます。
ブログを運営していると身に付くスキル
- キーワード選定
- リサーチ
- 記事構成作成
- 記事執筆
- 画像挿入
- WordPressへの入稿
キーワード選定であれば、依頼者にSEO対策を提案して+αの価値を提供できます。
さらにWordpressへの直接入稿は依頼者の負担を減らすことができて、重宝されるスキルです。
こうしたスキルを身につけることで、ブログをやっていないライターよりも受注できる案件の選択肢が増えるため、稼ぎやすくなります。
クライアントによって作業内容は異なりますが、ブログでやってきたことが間違いなく生きてきます。
WEBライターを始めようと考えている方は、一緒にブログも始めると、稼げるライターになれますよ。
まずはブログを開設しよう
月1,000円ほどで自分のブログを持てるので、開設して稼ぐための一歩を踏み出しましょう。
ブログを10分で開設する方法については、下記の記事で紹介しています。
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2023/2/11
ブログは、「ConoHa WING 」を使えば10分で開設可能です。 ブログは「WordPress」というシステムで動いていますが、これから紹介する「ConoHa WING」であれば、専門知識なしでブ ...
WEBライターで稼ぐ方法
WEBライターで稼ぐには、特定のジャンルに強くなることが大切です。
専門的な知識や経験があると高品質な記事を書けるので、単価の高い仕事の受注や継続的な依頼も受けやすくなります。
ただ最初は自分がどんなジャンルが得意なのか分からないと思うので、ブログで色々なジャンルの記事を書きましょう!
書きやすいジャンルが分かれば、そのジャンルの知識をつけ、経験を積むことで単価の高い仕事を受注できるWebライターになれます。
特に金融や医療、転職などは「YMYL」のためブログは収入を得るのが難しいジャンルですが、Webライターとしては単価が高い狙い目のジャンルになります。
ブログとライターの活動予定について
今後について、ブログは既に完成している状態なのでリライトしながら、Webライター業に力を入れていこうと思っています。
現在、ライターで得た収益を使ってブログ記事を外注化する計画中です。
自分自身がWebライターとして活躍しているからこそ、ライターさんへの発注もしやすく、また先に行くライターさんからライティング技術について学ぶことができると思っています。
ブログを通じてさらにスキルをブラッシュアップして、フロー収入とストック収入をバランスよく得られる仕組み作りに、チャレンジしていきます!
まとめ
本記事では、ブログとライターの副業をしている「そる」がこれまでの体験談やこれからの活動について紹介しました。
「YMYL」ブログを立ち上げた時は、収益化が全くできず絶望しましたが、新しいブログの立ち上げ、そしてWebライターとして案件の受注と、「YMYL」ブログが他の収益の土台になったと思います。
たとえジャンル選びに失敗したとしてもブログは必ず貴方の役に立ちます。
これからブログやライターを始められる方に何か役立つと嬉しいです。
Webライターについては、こちらの記事で始め方から稼ぎ方までを紹介しています。
Webライターに興味がある方はぜひご覧いただければと思います!
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